海外転職・アメリカGAFAの内定取るまで~オファーもらう~

テック企業

前回は面接編でした。本記事では内定をもらった時のお話になります。

また、本シリーズ「海外転職・アメリカGAFAの内定取るまで」の詳細は書籍の方にまとめているので、詳しく知りたい方は書籍の方を読んで頂けると嬉しいです。

書籍 Kindleリンク:

ある日の電話

リクルータ
リクルータ

おめでとう!合格だよ。我々は君が入社してくれると嬉しい

いつ終わるか分からない面接。。。どれが最終面接が分からないまま、数えるともう10回以上の面接をパスしていました。その度にリクルータから次のステップについて電話で連絡をもらっていました。いつものようにリクルータから電話があり、冒頭の言葉をもらいました。

しかし聞いた瞬間は実感がありませんでした。というより理解できていませんでした。これまで、面接を通過する度に「おめでとう!合格だよ」のフレーズを聞いて、フィードバックを受け取って次の面接の日程調整をしていました。今回もいつものフィードバックを受け取った後に、なぜか、契約っぽい話やオファーレターの会話になりました。会話している中でようやく冒頭の違和感に気付きました。そういえば「我々は君が入社してくれると嬉しい」は初めて聞くフレーズで、とても心地よい響きでした。


会話を遮って、

Mikan
Mikan

え?ん?何?待って。待って。もう次の面接は無いってこと?

リクルータ
リクルータ

そうだよ。とても頑張ったね。もう夜中に起きなくて良いよ(笑)

うおおおおおおおお!!!この瞬間に内定を出してもらえるんだと理解しました。

この電話では、オファーを出す手続きに入りたい、他に進行している選考はあるか、現職にはまだ絶対に言ってはダメ、くらいの会話をして終わりました。

後日。。。

後日もう一度電話をしますが、まだオファーレター(内定書のこと)はもらえません(笑)
オファーでは通常は年収の交渉をいろいろな理由、いろいろな観点から交渉するそうです。例えば、今の会社を辞めてしまうとこんなペナルティがある、実は今の会社でもうすぐ昇進するけどその年収から見劣りする、実は〇〇社のオファーを持っているが〇〇な理由から給与を上げて欲しい、などです。ということは本命の会社を受ける前に交渉材料として他の会社からオファーを受け取っておくものなのでしょうか・・・?

僕はオファーレターを受け取ってから、じっくり読んで、そこから交渉を頑張ろうと考えていました。だって英語での交渉なんて難易度高そうだし。また、アメリカといっても僕の予測年収は2000万くらいだったので、「日米の物価の違いもあるし~」、「日本企業の家賃補助は激アツだけどアメリカ無いっしょ?困ったな~」、とかが考えていた交渉材料でした。というか妻Ringoと子供Lemonがいるし、ほぼ勝手に夜な夜な進めていたので、一人では勝手にアメリカ移住を決断できません。実は妻Ringoも日本の大手企業でフルタイムとして働いていました。もし内定出て、条件良ければアメリカ移住も良いよね、くらいに考えていました。

はい、ここまでが僕のあまい考えです。現実は↓

また別の日

事前の用件予告無しに電話がかかってきます。

リクルータ
リクルータ

では、オファーします。

Mikanの心の声
Mikanの心の声

お。おう。(え?いきなり?てか、メールじゃなくて口頭なの?ドキドキ)

の会話から、合計で約5000万を超える年収の提示がありました。(また別の記事で細かいことを書こうと思います。)

この時に教えてもらったのは、ジョブグレード、ベースサラリー、ターゲットボーナス(成績が中間の時の推定ボーナスです)、とRSU(ストックオプション)でした。リフレッシャーも説明があったと思いますが、全く理解していませんでした。海外からなので移住パッケージがあることも言っていました。さて、完全に無知の極み状態で応募してたので、ジョブグレードの存在やRSUのことを知りませんでした。アホだと思います。なので、RSUなんかは4年の合計額だけど一年目からちゃんともらえるような説明もされていましたが、ちょっと何を言っているのか分からない状態でした。をされていたので、Levels.fyi(Ringoが後で見つけてきて知った)のような相場年収とその内訳と年換算での計算を知っていると良かったです。言われている数字と単語をささっとメモしながら、「RSUって何ですか?え?ストックオプション?年に換算するにはどうしたら良いの?」という田舎もんの質問をしました。この時(2021年)、110~115円/$くらいでしたが、為替も計算しました。結果、どうやら合計で年収5000万円強を提示されていることが分かりました。(えええええええ?こんなに出るの?GAFAの財力パネェ。。。)と驚愕。

あまりに田舎もんだったのか、リクルータからダイレクトに

リクルータ
リクルータ

で、君はこのオファーを受けるのか?

給与交渉するのはこの瞬間な気がしましたが、結局しませんでした。自分の身の丈を十分に超えていると思いましたし。リクルータに採用に関わった方達への感謝を述べつつ、

Mikan
Mikan

とても光栄だ。そういえば、まだ妻も子供も現職を辞めることも何も周囲への説得が終わっていないが、まぁ何とかなるだろう。この後やるよ。本格的に移住する!

この日の電話はここで終わりです。が、まだオファーレターを受け取っていません(笑)

オファーレターにサインする

リクルータからの確認の後、何十ページもある本物のオファーレターがメールで送られてきました。その契約文を細かく確認し、いくつか質問も行い、全てクリアになった後にサインをして送り返しました。

妻Ringo(アメリカ移住を説得済)と「やったねー!」、と喜びを分かち合いつつ、とても達成感ありました。家族の歴史的な瞬間だったと思います。

感謝するぜ これまでの全てに!!!(この後にやってくる地獄のVISA手続き、移住がとても大変なことを知らずに・・・。)

以上がオファー編のまとめになります。この記事シリーズは内定とるまでがタイトルですが、もう少し続きます。次回は年収詳細かVISA手続きの話になります。

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